木により添う
モデルハウス(木造住宅) 計画案
管理事務を別棟で行うことで、モデルハウスとの間に中庭を生み出しています。雑木林をより添わせ、軒が深いバルコニーやテラスを広く設けることで、内外をやさしくつなげています。
田園調布の家
T邸新築工事 竣工(長期優良住宅)
閑静な住宅街の住まいです。
家族が集まる広い場所には吹き抜けから光や風を採り入れます。かつての日本家屋のように建具を開閉することや家具を置くことで、各所を緩やかにつなげています。
家族で活き活きとした日々を過ごせるように考慮しました。
長地権現町の家
杉村邸改築工事 竣工
N邸
住宅診断(既存住宅状況調査)
Interior RM102
板の間 模様替え
収納棚を設けました。収納量を増やすことで、床を広く使うことが出来ます。無塗装の床板が良い飴色になりました。
「板の間」内寸
材料
Interior RM102
子供のための小さな場所 模様替え
田沢の家3
藤森千正邸新築工事 竣工
山城の家
K邸新築工事 竣工
この住宅は、武蔵野に残された雑木林を頼って計画されました。小窓からの外気の取り入れ、樹木や庇での日射遮蔽、移ろいゆく景色への眼差し、雑木林を手本とする庭などで、自然環境に大きく依存しています。
一方、南側の庭は通過交通のない道路に開放しています。
「山城の家」は、古い雑木林と新しい宅地を結びつける役割を担っているのです。
山城の家
K邸新築工事 現場の風景
鉄筋コンクリートと木の混構造です。それぞれの材料の特徴が日常生活と建築に符合するように配慮しています。
建築の仕組みや造られ方が一目で分かるシンプルな住宅です。施工もシンプルで、全て在来工法を用いて工事が行われました。
佐久の家2
松本邸改修工事 竣工
2階部分の改修です。それに伴って、1階は、畳の入れ替え、襖の取り換え、耐震診断に基づく耐震補強などを行っています。
赤穂の家
渋谷邸改修工事 竣工
住宅内部の全面的な改修です。改修は現場の進捗に合わせた細かい判断が必要になります。判断には伝統工法の技術が頼りになりました。
耐震性や断熱性を向上させつつ、通風や採光も十分に行えるようにしています。木もふんだんに使いながら居心地の良い住まいとなりました。
御作田の家 納屋
伊藤邸倉庫新築工事 竣工
納屋は、車庫や農具置き場など様々な用途で使われます。
下屋を広く出すことで、雨天でも作業し易くしました。
八雲の家
K邸新築工事 竣工(長期優良住宅)
緑豊かな住宅街の住まいです。
無垢板の大きなテーブルが家族と建築の中心です。ここは無垢板張りの天井に大きく包まれています。窓から眺める街路樹からは四季の移ろいを感じとれます。
帰宅後や休日に家族でリラックスして過ごせるように考慮しました。
須栗平の家
牛山邸改修工事 竣工
既存の建物は和室の続き間の平面計画でした。広々と生活できて、とても便利なので、続き間を継承して改修しました。そのために、耐震診断を行って耐震補強しています。
佐久の家1
松本邸改修増築工事 竣工
離れの増築です。独立して生活できるようにキッチン、トイレ、寝室を備えています。趣味の本棚や書斎コーナーもあります。主屋とは廊下のような広い納戸でつなげています。
四方(よも)に開く家
森林総合研究所設計コンペ
「近未来の木造住宅」 審査員奨励賞
かつての日本家屋は、座敷を中心に据え、その周囲を縁側や濡れ縁で囲み、深い軒を設け、障子、襖や板戸を開け立てすることで、時節や気候風土に応じた生活を行っていた。
これからの住まいは、自然のエネルギーを活用するだけではなく、日々の気候や季節の移ろいを感じながら生活できる場にしたい。
提案の住宅は、以下の3点に配慮している。
・開口部を東西南北の「四方」に向けた。それぞれの方位に生まれる自然条件に適した生活を考慮した。
・室内環境の制御は、広縁、バルコニー、キッチン、階段などの場所を利用した。
・使用する材料は、集成材と並んで、無垢の木材を多用する。材木の工場での加工手間を省いたり、大工技術の継承や、材の容易な更新を前提にしたサイクルをつくる。
(応募案より抜粋)
田沢の家2
M邸新築工事 竣工
Interior RM102
作業机のある小さな図書室 模様替え
板の間 模様替え
「作業机のある小さな図書室」は、仕事用デスクと資料棚を一体的につくることで、設計業務の効率化を図ったものです。
隣接する「板の間」は、「作業机のある小さな図書室」の模様替えに伴い、本棚を1.1尺移動し、幅5.1尺の場所としました。壁際の広くなった所には、幅1.1尺、長さ7.0尺、厚さ1寸の無垢板を置いています。
「板の間」内寸
Interior RM102
小さな机のある寝室 模様替え